そして伝説へ?の道

back to fool's fool date--/--/--

皆さんは知っているだろうか?全米と全濠に名前をとどろかせた伝説のヤツを…

   

なみさん、皆さんは知っているだろうか?この世には計り知れないほどの可能性を秘めたものが数多く存在することを…

       

そして、貴方は今日私の実体験を見て必ずやその可能性にハリウッドが「針の森」とぬかすバカなヤツの脳のように壮大なる感動とガ●ンコボクシング学園並の衝撃的な光景を目にすることだろう…

 

さて、私の華麗で壮大かつネオクラシカルな誇り高き実体験を語る前に少々前置きをしておかなければならない…

そうヤツと出会ったのは夕暮れが早くなった’02初秋のことだった。

「北の国から」でさえ終わってしまったこの御時世にPCの画面から突如として私の目に飛び込んできたヤツは、私の身内数名を巻き込み突如「た●ごっち」の偽者の「ねこちゃ」の如く空前のブームを巻き起こした。
話が話を呼び、いつの間にか彼はあっと言う間に一躍「にしきの」の仲間、つまりスターの仲間入りを果たしたのである…

彼の姿を見るたびに私の灰色の心は血肉沸き踊った…

 

「いつか貴方に会います、オフ会の準備はいつでもできます」と心に誓うこと約3週間…

                 

やっとオフ会の準備もでき心の準備もでき体調万端で出かけた矢先のことだった…
急遽、相手側のわがままこの上ない「オフ会現場が工事により差し押さえ」という事情によりオフ会がボイコットされた、そう、かの記憶に有名な中津江村状態になったのである。

 

私は天を呪った…

ペイントで書いたビットマップ(点マップ)を「天マック」と呼びたくなるぐらいの呪った。

 

たとえて言うなら、お岩さんの目の上の「ただれ」がキテレツ●百貨の勉三さんの(3_ゝ3)←のような目になるくらい、もしくは動作が伊集院光と木ブーを足してE=mc2となるぐらい鈍った…。
その日私は別のオフ会場所を求めて地元を自転車で2時間以上こいだが、あるのは彼に似たヤツばかりで、肝心の彼に出会う場所がなかった…
確かに「似たものでもいいじゃないか!」という意見もあるだろうが、ピーコに合いたいのにおすぎに会っても仕方がない敢えてギターで言うならばエディヴァンヘイレンとアレックスヴァンヘイレンのようなものだ。

     

そう全くもって異質なのである。

それから彼を思うこと幾日の夜を数えたのだろうか…

                 

念願の彼を自分の手で触れることができる喜びに私は歓喜した。

 

彼は何も言わなかったが、あたかも信長のように「やれるなら やってみやがれ ウグイス嬢」と言っているようであった。
上に述べたように私には因縁の対決である、ここで少しでも引いたら、なんちゃってギタリストの名が廃る!と思い、とある一言を心の中で押し殺し震える声で「ビッグマックとハンバーガー、チーズバーガーを2つずつ」と言ったのであった…

                   

長かったここまで来たらもう相手の牙城は崩れたも同然である。

                   

しかし、世の中そんなに甘くはなかった…

「ハンバーガーとチーズバーガー1つですね…」とNETに転がるフリー○○のように「0円」という字を前面に押しだしたような「スマイル」で襲ってきた…

「しまった『そう』きたか!」ここに来ての刺客は予想していなかった。

 

しかし、ここでの刺客は明かにマクドゥーナル側の城が落ちかかっている証拠である。

私は「やれるならやりたいけれどゴム付けて」という精神を胸に最後のだだ押しを計った。

                         

「いや2個ずつです、持ちかえりで!」と…

                         

これで、マクドゥーナルの牙城はもろくも落ち去った。

   

あとは彼との「1VS1時間夢精ではなかった無制限1本勝負」である。

 

戦場での勝利の狼煙もあげず、私は一路慣れ親しんだ住処へ帰るように足が既に向かっていたが、その間でさえ私は気を抜かなかった、何しろヤツは一度ボイコットを起こしたところの最終兵器である。

私は知っていたヤツは気を抜いた瞬間に相手は自分の熱気で湿気を帯びてくるのである。

早く帰らねばやつは自決の道を選ぶ…

そんな勝手なことさせてはならない!と私の心と精神が叫ぶ。

ようやく家路から慣れ親しんだテーブルの上に彼、いやいずれ1つになるであろう彼らにやっと対峙したのである。

これがその光景である。

  MAC  

さて、なんとか彼らに対峙した私だが安心している暇はない、

この間にも彼らは時分の出す湿度による自決という道を辿っているのである。

さっそく作業にとりかかる。

           

とりあえず、これが通常時の彼の全貌と彼の分身達である。

横にCDケースと1.5Lのペットボトルを置いてみたので比較してほしい。

  MACS

どこがビッグなのか分からないぐらいしょぼい

               

だが、次から待望の未知の領域である。

とうとうこの瞬間がきた

「メガ」の瞬間である。

                 

見てほしいこれがこれこそが黄金の輝きを示すメガマックである。

  MEGAMC  

見よこのセブンセンシズに目覚めた全貌を

                     

しかし、私の挑戦はここで終わるわけにはいかない。

     

実はこのメガの存在を知ったとき同じくして「『メガ』と『ビッグ』は変わらない」という情報を得ていたのである。
●チンコ風なら自分の器の前に、割り箸を置かれるかと思いき「3円」といわれるようなものである、つまり、ここに来て彼は私に最後の悪あがきを見せたのである。
「黄金闘士だろうが悪魔超人だろうがDr.スランプだろうがジョースタンプだろうが、やってやるよ!」 というこの1言に次のギガに挑戦である。
マネーの●風にコメントするなら「このあと虫がひれ伏す」といいつつ「一銭もださない」という訳のわからない展開なのである。

   

では見よこれがギガマック!だ

  GIGAMAC1     GIGAMAC2      

見よこの勇士を!

 

GIGAMAC3

   

しかし、ここで私はふと思った

「この余った片割れ達はどーすればいいのだろう?」

ある者は残ったチーズが無残にも残り、ある者は時間に追われ言うにも耐えないピクルス半分しか入ってないという輩もいたりして大変だった。
そこで、私は泣く泣くギガマックにお別れを言いパン4枚肉1枚というある意味Wバーガーというただでさえパサパサなマックに輪をかけて水分のないWバーガーを開発し、メガマックとWバーガー2個をたいらげたのである。

これにて私の長く厳しい闘いは終わった。

 

私の挑戦が届いていれば、宣伝に出てくるドナルドも少しは子供に本当に好かれるような顔立ちになるかもしれない、そんなことを考えつつ徹夜してボロボロの体で水気のないファーストフードと死闘を繰り返した私の挑戦は幕を閉じたのである。

 

最後にこれがメガマックを対峙した私である。

これだぁ!


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